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開催中の個展が残り3日ほどになりました。
ウィルスや寒波など、出歩くのが億劫になる条件も多いですが、温泉に入りたい、展覧会がみたいと思い立ちましたら是非、よろしくお願いします。
12/13未明、大和温泉正面窓ガラスに作品を追加しました。 管とサークルをモチーフとしています。グラフィティやエアロゾルライティングに子どもの頃から魅かれていた自分にとって、路上に合法的にアプローチできる作品というのはとても気持ち高まるものがありました。こちらの作品は外を歩いていれば見ることができます。どうぞ通り過ぎて下さい。
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『pothole』2020.11.7(土)-12.17(木) 14:00-23:00 金曜休み 大和温泉にて 入浴料460円(学生300円) ※作品鑑賞のみの入場は出来ません。お風呂セットご持参の上お越し下さい。タオルの貸し出し(30円)もあります。 マスク着用の上、湯冷めのないよう暖かい服装でお越し下さい。 よろしくお願いします。
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個展の開催にあたって過去の個展タイトルを振り返りました。『星の位置』(2012)や『結晶の中を回る』(2019)といったタイトルからはいずれも時間と距離を意識していたことがわかりました。それは線を引くことや絵を眺めることへ繋がる意識です。
今回の個展ではタイトルを『pothole』と名付けました。potholeとは路上にできたくぼみであり、そこには水が溜まります。壁に絵がかかることで人が立ち止まること、温泉が掘り当てられることで人が集まることを、この単語に重ねています。 出品作は、入れ物を描いた静物の絵や入れ物になった絵、穴の空いた絵、線が渋滞している絵などがあります。始まりから終わりという線的な構造と、その中腹にあたる領域があるものを主にセレクトしています。
絵画が画面の外へどう広がりを持つか、ということが悩みとしてありました。いつからもどかしく思っていたか定かではありませんが、それは穴の中を覗き込み続ける悩みだったように思います。今回の個展を通して、覗き込んできた穴は線上にあったのだと気付けたことが収穫でした。この収穫によって、言葉が追いついておらず話が飛躍しますが、静物画とストリートアートがぼくの中で合流しました。これはとてもうれしいことで、今後の制作に活かせられたらと思う次第です。






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